帰り道 自販機でいつも買ってしまう 缶コーヒーに2人を重ねてしまう あぁこんなにあたたかいだなんて あぁほんとにあなたでよかったな 今でも家に帰れば 換気扇前少し大きな背中が 私の帰りを待ってる そんな気がしてる 空き缶に煙草を捨てる癖が治らない あなたがこんなにも好きなくせに 嫌いって言っちゃう癖が治らない 洗濯物に煙が染み込んでも あなたの匂いがまだするうちは 好きでいさせて あなたとの記憶に 縋るこんなのダサいよな あなたの優しさに 痛い程蝕まれている 空き缶に煙草を捨てる癖が 治らなくても あなたが 好きだからかえってくるって 期待しちゃって本当バカだな 洗濯物は もう乾いてるから あなたがいつかえって 来てもいいように 部屋を片付けて 「待ってる。」