いつもと同じように季節が巡る だけでこんなにも世界が変わるとは いつか触れようとした その心と手に 赤く光る夜の街が 邪魔をする 我儘じゃないよ ただ あなたと居れる日々を もう少しだけ 思い出にしたくないだけ 青通り過ぎて 朱色に染まった僕らの春よ 今 咲いて 時と散っていく 若くも 絶頂と思えるような 僕らの日々を 馬鹿 奪うな 返してくれよ 思いがけず現れた糸も 春とともに染まり 夢中で先を追いかけた 例え途切れていても もう関係はないと 必死に手繰り寄せ 繋がりを探した 離れたくないよ まだ あなたと居れる時が こんなにも特別なんて 気付いていなかった 青通り過ぎて 朱色に染まった僕らの春よ 今 咲いて 時と散っていく 若くも 絶頂と思えるような 僕らの日々を 馬鹿 奪うな 返してくれよ いつの日か こんな春を忘れるだろうか 不安な日々が 当たり前になってしまうね それでも今が 僕にとっちゃ大事な記憶なんだ 赤い春が惜しい 青通り過ぎて 朱色に染まった僕らの春よ 今 咲いて 時と散っていく 若くも 絶頂と思えるような 僕らの日々を 馬鹿 奪うな 返してくれよ いつもと同じように季節が巡る だけでこんなにも世界が変わるとは いつか触れようとした その心と手を 繋ぐ思い出は いつでもあの春に