蒼ざめた心が明日を閉じ込めて行く 夢の亡骸だけ私に残して 見ることのないテレビの音 明かりのない部屋に響いて 「なぜこんなに虚しいんだろう」 そんな不満抱えてた 螺旋の月をのぼり 翼を確かめてみたい 錆びついた希望ならこの手で叩き壊 し 傷ついてもつまずいてもここから今 何度でも強くなろう 冷たい雨がただ背中を突き刺す孤独 思い出はもう全部 幻になった 移り変わる街の中で 行き交う人の視線 避けて 優しささえ見過ごしていた プライドばかり集めて 目覚めた朝に注ぐ光を身体に浴びて 何かを手放したり何かをつかみなが ら いつかきっと辿り着ける場所へと今 少しずつ歩き出そう 螺旋の月をのぼり 翼を確かめてみたい 錆びついた希望ならこの手で叩き壊 し まだ知らない空の彼方 駆けて行こう 誰かを愛するため