久しぶりに話した電話 なぜか「忙しい」と言って すぐ切ってしまった 素直に何も言えないのは 街を出た自分を 大きく見せたいだけだったのかな 今もまだ コルクボードに貼られた たった一つの 家族写真に そっと「ありがとう」って呟いた 優しい瞳が 厳しい言葉が あたたかい手が 僕をつくってくれたね 昔僕は 何もできずに 泣いてばかりだったかい? もう心配しなくてもいいよ 子どもじゃないから <♪> 毎日顔を合わせてたこと 当たり前だったのに 今は大切に思うよ 海も山も見えないけれど たくさんの人がいて 新しい刺激に囲まれてるんだ 少しずつ 伸びた新芽が重なって 見たことのない景色になっていくよ みんな変わっていくんだね 旅立つ僕は 大空を舞い 海原をゆく 翼を心に見つけた いつか僕の夢が叶って ここに帰った時は いつものように笑って 迎えて欲しいんだ <♪> "人生で最初の日 祝いの火に風を 友達と歌を 家族に愛を" "人生で最初の日 未来の絵に夢を 恋人にキスを 家族に愛を" 優しい瞳が 厳しい言葉が あたたかい手が 僕を包んでくれたね 昔僕は 何もできずに 泣いてばかりだったかい? 全部思い出にして どんな今日もやがて過ぎ去り 過去に変わっていくよ だけど これからもずっとあなたの 子どもでいさせて