気まぐれな朝は 週に一度のスタイルで 飼い犬も驚く程の 普段しないようなことができそうな 駆け引きも嘘も身に余るもので 申し訳ないし 硬いコンクリートの 焼け付く匂いだけじゃ足りないの 雨粒の音に 照りつける日差しを見ようとして 軽やかに舞ってみたんだ しぶきを上げる地面に 光る虹をそっと 全てを受け入れるわけじゃないけど 傘はいらないの降り注ぐ雨をもっと 鼻歌混じりで洗い物を誤魔化して 確かめていたんだ何が足りないの 洗い流してるのは錆びた心 日照り雨降る地面 懐かしい匂いに かかる橋の幻想を掴もうとして 風下に消えていった もう少しで届きそうな 交われそうな気がした 軽やかに舞っていたいんだ しぶきを上げる地面に 光る虹をそっと 全てを受け入れるわけじゃないけど 傘はいらないの降り注ぐ雨をもっと