また目が醒めて 思い出してしまう きみの言葉と わたしの甘さ 笑いかけても 冷たい部屋さ なさけない顔 見せたくはない あきれた顔で 抱きしめてくれる 耳のかたちが 美しい、と思う 心細さを 分かちあう体温 迷子の指が お互いを見つける なにもないわたしの胸に 暮れ落ちる やわらかな祈り 気づいてる きみの小さな不安の種 おそろしい夢の悪魔も 転ばぬように 進むべき、という わたしはばかな 犬みたいで困る 浅はかな暮らし 筒抜けの慢心 きみには言えない ことばかりさ 真夜中に 腰かける窓辺 もどかしく光が溶ける きみのこと だれよりわかってあげたい 如何すればうまく伝わる? なにもないわたしは誓う 星に手を伸ばしたピエロ きみとなら 立ち止まったとしても楽しい 今日の日は、おやすみ