君との約束に ギリ間に合わなさそう 呼吸を荒げて 信号待ちで 「ごめん」と連絡した おろしたての軽いシューズで 力いっぱい蹴りあげて 目の前の 超高層ビルの ルーフさえ 越えるイメージ ペールブルーの車 黄色いコーン すれ違うものの色が 楽しそうだ 季節も街も人も 羽織る衣を替えて なびく なびく なびく 何もない日なんてないさ 焦るままに走った きらめき ココでとらえたら きっと きっと きっと 気づけば それを羽織ってる にしても今日の服は 明らかにミスだった 長袖 腕をまくる 蒸し暑くてしょうがない 白いシャツ 涼しげに 着こなしてる素敵な君が 汗だくになった僕に 手を振ってる とてもじゃないけれど このままじゃ 隣に並べない 変わる 変わる 変わる 今 心にそう誓ったよ まあるい橋 くぐって 暗い気持ち 脱ぎ捨てて 君に 君に 君に 似合ってる僕になりたい 「今日は服を買うのに 付き合ってくれませんか?」 そう言うと君は 花みたいに笑う 笑う 季節も街も君も 羽織る衣を替えて なびく なびく なびく 胸打たれない日なんてないさ 焦がれるまま手にとろう どんな色がいいかな 君に 君に 君に 似合ってる僕になりたい 君は 君は 君は 今日もとても可愛い