温かくて 柔らかな 心地の良い君の声が 今頃になって裏目に出るだなんて お互いを感情的に ただ ぶつけ合うばかりの日々 それですら 今では羨ましくも思える きっと 二人はこれで良かったんだ ガラにもないこの言葉が 余計に君を 思い出させてしまう 眠れずに朝の光を浴びた孤独は 愛情に縛られたままで 行く先を ただ がむしゃらに探りだす僕を もう一度 支えてよ 分厚い霧に覆われて 不安定な足場に怯える こんな僕を君は 笑ってくれもしないのかな どんなに明るい曲を思い描いても 無意識のうちに 僕のすべては 君の事を奏でてしまう 流れるように 記憶の中を駆け回る僕は 逢いたいと叫んでは泣いて こんなにもつらくなるなら いっそ あの時 君に逢わなけりゃ 眠れずに朝の光を浴びた孤独は 愛情に縛られたままで 行く先を ただ がむしゃらに探りだす僕を もう一度 あの声で支えてよ こんなにもつらくなるなら いっそ あの時 君に逢わなけりゃ