別に幸せになんて なれなくたっていいの 君がくれるのは 火花みたいな一瞬だけだとしても 私、今は、どうだっていいや 炭酸と酔い夏のキスシーンみたいに 溢れ出した いずれ終わってしまうものならば 大人になった "私"が 私を 止めに来る前に ほら なるようになればいい この熱に誤魔化されて 今 勢いまかせに海に 飛び込んだ 夜になれば冷えるだけだと 分かっていても 暑さがつけた心の火傷を 運命と呼んで 君がくれるのは火花みたいな 永遠だけだとしても 君のその感傷的なキスは 閃光みたいに 突き刺さったままで消えてゆくんだ 二度と思い出したくはないな だけど なるようになればいい この熱に誤魔化されて 今 勢いまかせに海に 飛び込んだ 夜になれば冷えるだけだと 分かっていても 嗚呼 嗚呼 いかないで 嗚呼 嗚呼 何処へゆくの