あぁ もうお終いにしようか あの日供えた飴、花束の前には 今日も猫がいる 僕も一緒に鳴いてみたけれど 何も無くて 君は居なくて 冷たいままで 閉じた瞼裏埋め尽くすのは いつも痛み、後悔と 零れそうな 君の思い出だ 悪夢だって今君にまた 会えるというのなら まだ醒めないで 醒めないで もうちょっと だけど僕の手は伸ばし伸ばせど 空を切ってって また君の居ない朝が来る 働きがい無さそうなソファと 嫌に広いキッチン 大きめの床の傷跡 「忘れたってもういいの。」 面影たちが少し 寂しそうに言ってくる だけど全て忘れるものか この記憶が今消えそうな僕を 支えている だから泣かないさ それなのに あぁ なんで 思い想うほどドプリドクドク 涙落ちてって 悲しみの雨止まないな ちょっと熱っぽくて温かい君の歌 まだ覚えてる 無色透明で誰も見えない幽霊だって もしもそこに居るのなら もう一回 暗い暗い暗い夜飾る小夜曲 その声でまた答えてよ あぁ メア