どんぐりの背くらべで肩を落として いる 正体不明なこの不安はなんだろう 周りを見くらべて憂鬱になっていく 正体不明なこの気持ちなんだろう 澄んだ風が首筋に触れる 獣たちは皆 冬に備えている 胸打つ音 違うリズム 木陰の揺れる葉で 気づいた 楓 瞳の色を変えて今僕の心まで なにも変わらないものはないと知っ たから 迎えに行くよ そうこれからも 道無き道を駆けていく 「優しさ」だけが導いてくれるのを 僕は知っている なりふりかまわず嘘を吐いている 正体不明な焦りはなんだろう 正直さらして首を絞めている 正体不明な悔しさをどうしよう 日が沈む頃 鈴虫の鐘が ふてくされている心のドア開く 胸打つ音 違うリズム 遠くで霞んだ自分の姿が 手を振るよ 楓 瞳の色を変えて今僕の心まで なにも変わらないものはないと知っ たから 迎えに行くよ そうこれからも 道無き道を駆けていく 「優しさ」だけが導いてくれるのを 僕は知っている 僕は知っている