僕が何千マイルも歩いたら 手のひらから大事なものがこぼれ落ちた 思いでのうた口ずさむ つながらない想いを土に返した 今なんで曖昧な返事を返したの 何故君はいつでもそんなに輝いてるの 翼が生えた こんなにも悩ましい僕らも 歩き続ける つまらない日々を小さな躰に すりつけても減りはしない 少し淋しくなるだけ ハローもグッバイもサンキューも言わなくなって こんなにもすれ違ってそれぞれ歩いてゆく 強い向かい風吹く 僕が何千マイルも歩いたら どうしようもない僕のこと認めるのかい 愛し合おう誰よりも 水たまりは希望を写している 矢のように月日は過ぎて 僕が息絶えた時 渡り鳥のように何くわぬ顔で 飛び続けるのかい ハローもグッバイもサンキューも言わなくなって こんなにもすれ違ってそれぞれ歩いてゆく