「ポケットから今何か落ちましたよ ?」 街でそう声をかけられたとして 見覚えの無い財布 中身も無く 知らず知らずの内に余計なものを 人生はそうやって肥大化していく 予想に反していく うろ覚えの約束 本当に落っことしたモノには気付か ず 贅肉、肩の荷、蓄えていく そうかといってガキを風呂にも入れ ず 旅に連れ回していたあのヒッピー家 族 両親の満足 子は何も選べず 欲しくても言えなかったあのプラモ デル 知れば知るほど一人ぼっちの気分か ? それも間違っちゃいないさ 最期は独りさ 夢の中で枯れ 触れてみた世界とのズレ いつも帰ってくるのは決まって こんな穏やかな午前中だった 苔むしたサンルームに降った 申し訳程度の日射しを頼った どうして言葉に出来ないものを歌詞 にして ましてや聴き取れない程の大音量で 手荷物程度の情熱より信頼の置ける この果てしない虚無 丈夫なメンタルを鍛えろ耐えろ 人生の伴侶は''虚無'' 濃霧の峠でアクセル緩めた小物のア イツは焦る 戦争や感染症の乱れ世に誰よりヘマ なリアクション 随分前から潜伏してたさ 気付けなかったお前 まさか本番に弱いタイプか? どうして言葉に出来ないものを歌詞 にして ましてや聴き取れない程の大音量で