カケル

歌詞

溢れ出した涙の 一粒だって 僕の付属品 あの日の悔しさも 捨てずに仕舞っておいたんだ でも 何一つ失った物 取り戻せず開いた距離 嫌になるぜ どうにも 腐って逃げ出したくなって 足掻いて 叫んだ ｢未完成だって良いんだ｣と 嘘吐きの戯言と 謗る声も無視して どこまでも カケル カケル カケル カケル カケル カケル 見つかんないんだって 空虚な自分 埋められる 何かを どうしても カケル カケル カケル カケル カケル カケル いつか この両手 掴めるかは 今の僕が決めるんだ 閉じたままの世界に 投げかけた問いに答えは無くて 僕が 翔ける 道のまだ途中に 進んだつもりでも 気付けば振り出しに戻り 無いかな 生きる才能 それでも息をしたいんだ (どうにもこうにも 頭にキテる マイナス感情 撒き散らして) (本当は 僕も 愛がどうだとか 歌いたかった筈なのに) 隠した 卑屈が 戦うための強さと 呼べるその時まで 磨くのを止めずに 研ぎ澄ませ カケル カケル カケル カケル カケル カケル 引き裂いた音楽で 奏でるのは 虚勢か言い訳か だとしても カケル カケル カケル カケル カケル カケル どんな罵声だって 高く 翔ける ための踏み台にして 信じられなくていい 嘘で構わない まだ歩けるのなら もう 綺麗事ばかり 並べた歌でさえ 超える 今日の 目印に どこまでも カケル カケル カケル カケル カケル カケル それが自分だって 失くした物から生まれた歌で いつまでも カケル カケル カケル カケル カケル カケル 必ず この両手 掴もうとした 傷跡さえ隠さずに 閉じたままの世界が 臆病な僕に優しくなくたって 僕が 翔ける いつだってそうしてた 悔根も 嘲笑も 強がった声で掻き消して