君に言わなきゃいけないことが、 あったけど、飲み込んだんだ。 その言葉は今もまだ、 ビー玉みたいに心にあるんだ。 まだ歌ってる。 何もない日々を続けてる。 哀しみが薄れてく、 時間だけが過ぎてく。 そしてまた鳴らしている。 口に出せない叫びがある。 この街に嫌気がさす、 僕らは全て忘れてく。 レンズ越し映った君の、 話し方も髪の色も少しだけ 変わったようだけど、 やっぱ、、、君は綺麗だ。 今日を持っていってよ、 失くしてしまわない様に。 今日を撮っておくよ、 また笑って見返せる様に。 僕らはそんな日々を過ごしてたね。 まだ作ってる。 君は何をみているだろう。 喜びが薄れてく。 僕らの価値は下がってく。 傷口を舐め合う2人、 知りすぎた君の素肌。 あの夏の蒸し暑い日みたいに、 抱きしめたら、変わった? 今日を置いていってよ、 また此処に戻って来れる様に。 今日を仕舞っておくよ、 またこうやって取り出せる様に。 知らないことも、 解らない事も全部怖かった。 まだまだ馬鹿なままだ。 今日を持っていってよ、 失くしてしまわない様に。 今日を撮っておくよ、 また笑って見返せる様に。 僕らの今日を置いていってよ、 また此処に戻って来れる様に。 僕らの今日を仕舞っておくよ、 またこうやって取り出せる様に。 君が言ってくれた「サヨナラ」 何も言えず頷いたんだ。 その場面は今もまだ、 ビー玉みたいに心にあるんだ。