ああ畜生 落ちている化粧の黒 口ずさむはbullshit 興味を失した物を 見る誰かの顔を見た 姿見の前でしか 言いたい事言えなくて アンタレスの赤色を 羨んでしまうのは誰のせい? 見たこともない 夢も底知れない 甘い果実の 裏側が見えたんだ こうして ひしめくぬめっている暗闇で 妖精が、妖精が、呼んでる 歪んでしまうお別れだってさ ハッと付す一笑 ふと目をやるあなたの方 忘れたはずだったけれど あなたの言うとおりだった もうどうにかなってしまいそうな 夜の中 ずるりずるりという音を聴いたら もうそこまで堕ちている