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線路沿い花吹雪

Track by七尾旅人

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  • 2003.05.21
  • 7:52
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歌詞

さよならをすませたら もう少し片づけをしていかなきゃ 夢うつつ わたしはここにいたよ 蒼天 光をありがとう 光をきみに 最悪の季節 トンボの季節 こんな始まりは想像してなくて 荷物をつめてゆく ほとんどはおいてゆく 変われやしないわ おちてゆけば 最低の声がたちのぼる 息をつめる ポケットはビスケの粉だらけ りんぷんのよう ちょうちょの羽 わたしもほしい それをこちらに投げつけな 変われやしないのよ おちてゆけばもう もうすぐで夏になる 傘を立て、熱帯の日を過ぎれば 水辺からトンボが飛びたつの 浮天 あのこたち 光の乱反射のように 鋭角に飛ぶよ 星座のように こんな軌跡なら何度も見てきた たちどまる 靴底から、 かすかな揺れがたちのぼる 線路沿い花吹雪 (震動がやって来る 震動が近づいて来る) 地平線の彼方まで だあれもいない線路の上 わたしの足の裏を 枕木をつたわって 車輪の響きがノックする 姿の見えない列車 わたしの鼓動は そのリズムと同期する わたしの鼓動は そのリズムと同期する わたしの鼻先を一条の光が かすめ飛ぶ また強い風が、花吹雪を舞い上げる どこまできた

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