深く沈む心 言葉さえ閉じ込めて 揺れる気持ち 今日もひとり 恋焦がれ 赤く染まる 夕暮れの空を見て 痛みさえも忘れ ふたりだけの世界へ 叶うなら もう一度笑って 数えきれない傷を なぞるその指先で 私が望む世界線に 君はもういない 狂おしいほど もどかしくて あなたを忘れられず この身焦がすけど 今さら戻れない ゆめうつつな 石蕗(ツワブキ)咲く 季節めぐり思い出す声 ふりかえると 君が手を振って呼んでる 幻想でもいい 心が満たされ 切れた糸を 繋ぐように たぐりよせて 何度もさよならしても そばにいてくれたね 気づいたら時には穏やかに 終わりを告げてた 泡沫の夢でさえ あなたに想う募る 君といた平行線で 愛に溺れたい そばにいて私だけを見て 歪んだ愛情でもかまわない 今はあなたに尽くして 流れる日 相も変わらずに 痛みのない傷を 見つめては 深い夢の中へ 誘って 数えきれない傷を なぞるその指先で 私が望む世界線に 君はもういない 狂おしいほど もどかしくて あなたを忘れられず この身焦がすけど 今さら戻れない ゆめうつつな