ひび割れた隙間にポツリと落ちる 雨粒 渇いた心満たしてく 優しくてとても熱い雫 怖かったんだ 自分の弱さを見せることが 僕は本当はとても狡くて 醜い人間だ 傷がつくことが怖くて 誰かを傷つけた 足りないものを 埋めるばかりの毎日だったから すでにここにある 大切なものに 気づかないままずっと 歩いてた 怖かったんだ 誰かに本音をぶつけることが 自分から距離を作って 愛想笑い 誤魔化してた 否定されることが怖くて 誰かを否定してて自分を守ってた ひび割れた隙間にポツリと落ちる 雨音 僕の心臓が震えてる 君が与えてくれた温度 僕らはきっと 想い合うからこそ 傷つけ合うんだね もしも気がいつか 道を踏み外したら 次は僕が叱ろう 足りないものを 埋めてあげられるような 僕になりたい いつもここにある 大切なものを もう離さないように 抱きしめよう