返したくって 抱えきれない言葉の ひからびて 腐ってゆくさま眺めている いつの間にか 鏡の向こうは無表情 飼い慣らされた 1グラムだけの愛で 薄暗い部屋で うずくまってる夜更けを 重ねてたら 絡まってたら 朝焼け顔出した 堰き止めて 堰き止めて 咳き込むような 泣き声を 抱き上げて 書き換えて 青色に染めてみたい 弾かれて 照らされるようだよ この空が 白んで動き始めた世界 愛したくって 操縦機握ってる本当は 染み付いちゃった 憑かれたような厚化粧 ひっくり返したって 煙たがられてるだけで 愛されたいなんて 口に出してみようかな 夜の隙間から くたびれた顔の空が 愚痴りながら ふざけながら 嬉々と踊り出した 明日には 明日には 大人になりきれるかな いつからか いつからか 吐く息は大きく 朝焼けが 鮮やかに照らしてる 軋轢も 抑圧も 何もない世界へ 明日には 明日には 大人よりも大人びて いつまでも どこまでも このままで煌めく 世界が 広がり続けていた 満ち足りて 歌えば 時間も止まりそうだ 今