あぁ全てが終わった 誰も触れてくれるな バースデーも終わった 何もくれてくれるな まるで霊園のような 湿り気が続く この部屋で 徹夜明けの朝が嫌いで 昼も夜もぜんぶ嫌いで 哀しいけど 哀しいけど へいきでこの世界は おまえのしたことも 帳消しにするだろう まるで永遠のような 見せしめが続くこの街は 徹夜明けの花が綺麗で 綴るほどに やけに綺麗で 嬉しいけど 嬉しいけど それでもこの世界は おまえのしたことを 帳消しにするんだろう 正しいけど 正しいけど 明日にはこの詩も よごされてしまうんだろう そして消えてくんだろう 哀しいけど 哀しいけど へいきでこの世界は 全ての出来事を帳消しにするだろう だとすれば だとすれば 誰が この世界で おまえがいたことを 証明するんだろう 哀しいけど 哀しいけど へいきでこの世界は おまえがしたことも 帳消しにするだろう 正しくても 間違いでも 歴とした この世界で おまえがいた事を証明したいんだよ
