愛したはずの嘘が 愛されなかった本当が から回って蝕んで 爪の先まであなたに染まる 肌を重ねても 固まった油のような想いしか 残らずに あぁ つまらないのに すがりつく私を嗤って ねぇ?なんで?わからないからさ 全て偽り 投げ捨てる哀 嘘?ホント?どっちでもいい 割れたグラスが映す姿 くだらないはずなのに 独りよがりルサンチマン 渇ききった醜いそれ あなたの唾液で満たして あぁ 絵空事 あぁ 肩透かし もう一度あなたに それだけなのに ねぇ?なんで?わからないからさ 悪足掻きでも 伝わらなくても 嘘?ホント?どっちでもいい 爪弾きの熱が彷徨うだけ 歪んだ綺麗な空や 解れた愉しい意図も全て 戯れにおやすみのキスを 焦がれた私のナイフが あなたの胸を突き刺したら 腐りきったあなたの心を 受け入れてあげるから きっと