北風が吹いて 秋はみじかいねって 他愛のない会話を交わす 陽はすぐに沈んで そろそろ帰るねって 東横線に乗って君は手を振る 今日も踏み出せないままの僕さ 触れたら僕ら壊れちゃうのかな でも触れてみたいんだよ 帰らないでよ 自由が丘の 駅のホームで 君の名前を 風に乗せて叫ぶよ 電車が行って 北風の中 人混みの中 愛を叫ぶよ 駅前に連なる イルミネーションが 情けない僕のことを笑う 縮まらない距離を ただ見ているだけで 季節のせいにさえもできずに 今日も踏み出せないままの僕さ 触れたら僕ら壊れちゃうのかな でも触れてみたいんだよ 一度くらいは 自由が丘の 踏切の前 君の名前を 風に乗せて叫ぶよ 踏切が鳴り 雑音の中 人混みの中 愛を叫ぶよ もっと近くで もっと側で 君をみていたい 君をみてみたい もっと近くで もっと側で 君をみていたい 君をみてみたい 自由が丘の 駅のホームで 君の名前を 風に乗せて叫ぶよ 北風の中 向かい風の中 雑音の中 葛藤の中 君が好きだよ 君が好きだよ 君が好きだよ 君が好きだよ