逃亡前夜 寝静まった街の上で ふたりは見つめていた 柔らかい月を バッティングセンター 打てなかった 150キロ ふたりは笑っていた 悲しいくらい ふたりを置いていった その全てがいいね 砂の惑星だったらいいね 初恋のメロディ 忘れてしまった匂い どうだっていい いい 右のスラッガー 行き詰まった打球の外へ 光は夜に溶けて 丁度良いフライ ふたりは眠らなかった その景色が綺麗で 全て夢だったならいいな 初恋のメロディ 忘れてしまった匂い どうだっていい いい 透き通った未来 さっきまで飲んでいたコカコーラ 絵が代わっていたから