子守唄歌う 怖くはなく眠れるように でも朝 目を覚ましたら いつもの泣き虫でいて 色違いの丸ボタンを おかしいなと はめ直す 指先が柔らかな頬に触れて 愛を知るよ ぎゅっと繋いだ手と手を 君は不思議そうに 目をそらさないで そして笑って 離せないで 木漏れ日のシャワーすごく 眩しそうに それでもまた明日ここにきて 夢を見ようね マゼンタの空 ベランダにはママのビオラ 三杯目のビールが幸せな涙を誘う この部屋の暮れ方を となりにいて見つめて 変わってくもの 変わらないもの見つめて 守ってゆくよ いつか雪が溶ける頃に花が 開くように 魔法が溶けるように 君の言葉で僕を呼んで 優しさのシャワーが降り注ぐように 何度もまた明日抱きしめて 夢を見ようね きっと 思い描いた通り うまくはゆかぬストーリー それでもまた明日ここにきて 夢を見ようね