やわらかい風が ふくらみかけてる 言い伝う文が ほころびだしてる はらいのけるように 雲は現わに 見ていてくれる散りばめた星よ 怖い 憂い 動いて また離さないで 胸刺す 炎でも まだ行かないで 本当のことは どこにもなくて やみくもに手を 探りあてても あたらしい時が 始まりかけてる 季節を越えて 息吹き出している なおさらここで 立ち止まるボクは 苦しまぎれに 身体をよじらす 淡い 匂い 探して まためぐり逢う 細い雨 つないで また通じ合う 流れていって 信じていいって 虚ろをそっと 吹き飛ばせたら 聴こえてくる 澄み渡るから 儚い朝を 迎えるでしょう