ふと浮かんだ小さな「疑問」は 歪んだ「正解」にすりかえられていく 怖さに作られた自分を被って 戯れて笑った君を見つめていた 見つめていた 今 どんな君だって 大事にしていいんだって そのままでいいよ 変わるものなんてくだらない 逃げようのない悲しい記憶は 慣れてやがて忘れ すり減っていく 忘れたい過去が守りたい未来が混ざりあって けだるそうに生きる 君になる 今 回る日々の中 探し続ければいい そのままでいいよ 正論なんてもうつまらない 今 進んだ先に応えが聞こえる 欲がむきだした人の心は とても泥臭くて けれど美しい どんな苦悩も巡り芽吹いて 今の自分がありたいように あれますように