この想いを 伝えようとすればするほど空回りで ありふれてる言葉さえも 意味をなくしかけているから メロディ 風に乗せ「君の元まで届け」 と祈るよ 懐かしい歌声響かせて 心を震わせて そのまま手に入れたい たまに君の寂しげな 横顔に惑わされるけど 愛想に触れ 無力を知って そして僕は途方に暮れる 二人肩を寄り添って 手と手取り合って 同じリズムを刻んだり 温度確かめてみたり 明日を想って夢を見たい まるで僕 風邪を引いてしまったようだ 寝付けない程の微熱を抱えて 放して… オレンジ色の夕焼けを一人ぼんやり 眺めていた 何かがそっと始まる予感 確信もなく胸の奥で 確かに僕を動かしている