思っていたよりも遠くの方まで 来てしまったみたい このままでもまあ 悪くはないかな なんて呟いてみたけど どうも苦笑いしたまま 立ち尽くしてる あなたの言葉が痛みが 喉の奥まで響いては消えない くせに今でも 寝顔が吐息が僕の両手を 離さない離れない また嘘を吐いて 振り返るといつも あなたの振りをした 幻がずっと毒を呑んで 夜を追い越してそのまま唾を吐いて いつかきっとなんて言わないでよ つまらない顔して頷いてみたけど どうか笑い飛ばしたまま 死にかけた僕を探して? 例えばこのまま何所かの 誰も知らないところで あなたを忘れ去るまで 言葉も痛みも何もいらない 涙が涸れるまでさよならをしよう