失落の園の下で 私は眠ってる 唇から零れ出した 赤い蜜 人影がざわめき出す 物語の佳境 齧られた果肉から 瞳が覗いてる 死を手繰るmalum 罪の刻が鳴り 夕の朝と 舌の長い悪夢 髪の繊維に 孤と毒の揺籠 抜け殻の蠱惑 「Would you like a bite?」 「少しなら」 色欲の目眩に咽せ続け 欺く事を正してる 躍る躍る躍る 終演の闇 分かち合うふりで 満たされた 失う恐怖を隠して 支配された足首に 鍵はない。 5の6のmalum 骨の刻が鳴り 耳元で囁く 秘密の裏 無花果が抉る 動揺の香り 抜け殻の蠱惑 「Would you like a bite?」 「あなたのせい」 救われない 憎しみから 連鎖するblame 神様は私の鱗を 撫で続けた 「Would you like a bite?」 「少しだけ」 口に含み 飲み込んでいけば いとも簡単に解れて 躍る躍る躍る 終演のmalice 分かち合うふりで 満たされた 失う恐怖を隠して 支配された心臓に 鍵はない。