もののけ

歌詞

草臥れたいつもおんなじ帰り道 誰かついて来たりしてない？ 振り返る其処に 気配もないし…ああ 見慣れた筈の街が なんだか今日は… やけに愉快な笑い声 老若男女ぜんぶ合わせたような 胸が高鳴って逆に回る奇々怪々 貰いもんの古い懐中時計 さっきまで眺めてた 風景ががらり代わり 影が伸びて覆う　雷雲 生ぬるい風が頬を 撫でて通り抜ける 沈黙と悪寒　待ちに待った 君たちの時間 闇の狭間に潜んでる もののけと手を繋いで 代わる代わる現る 妖とそのまやかし きのみきのままあるがまま 夜が明けるまで踊って 木霊…鳴り釜…響かせ　続け 見当たらない家の鍵　いつの間に また解ける靴紐もう…よしなさいよ 多々巻き起こる　些細なトラブル そう… ニヤついて見てる　有象無象のせい 阿鼻叫喚の渦に　巻き込まれたら さあ　お楽しみの時間 水の底にも潜んでる もののけに手を引かれて 代わる代わる移ろう 走馬灯のような景色 僕を楽しませるように 色とりどりに魅せて 小豆洗い…不知火…語れ 古今東西 南北 　森羅万象 あらゆる狭間に アナタの足元　肩の上にも その胸の奥にも 闇の狭間に潜んでる もののけと手を繋いで 代わる代わる現る 妖とそのまやかし きのみきのままあるがまま 夜が明けるまで踊って 木霊…鳴り釜…響かせ　百物語 魍魎（もうりょう）… 跋扈（ばっこ）…続け 髑髏提灯　三つ目小僧　天邪鬼 二口女 跳梁（ちょうりょう）… 跋扈（ばっこ）…踊れ 座敷童　豆腐小僧　ひょうすべ タンコロリン 踊り踊れ　きのみきのまま あるがまま　夜が明けるまでほら 長い首長い舌 伸ばしてさ飛んで跳ねて