まるで夕凪 息も忘れて ただ空に染まる 焦げ付くほどの愛を潜めて 少しずつ傷む 君の見つめる世界はきっと どこまでも遠く 届かないから恋しいのなら なんて惨い夢だろう 時は貝の息 日々は波の泡 僕は夢の影 何も残らないとしても 積み上げて君に似合う為 ひとりのひとになる為 愛だって 幾つもの花だって 願う未来だってあげるのに 音も無く真っ赤に燃えている それが小さな灯りになるまできっと 心で煮える柔い甘えを 張りぼての蓋で塞いでも 吹き溢れてしまいそうなんだ ただの傷では済まない 消えない 想いを抱えて 月は砂の城 年は岸の縁 君は星の歌 いつか心を震わす 美しい君に届く為 僕らしい僕になる為 声だって 募る気持ちだって 全てを隠してきたのに 重ねたものが瓦礫のように ずっと報われないことを 知っていても この世で一番の愛とこの世で 一番の痛み 愛だって 幾つもの花だって 願う未来だってあげるのに 音も無く真っ赤に燃えている それが小さな灯りになるまできっと
