三番ホームのベルが鳴る いつもより長く響く 真っ直ぐ君を見つめられたなら ポケットの中の手のひらに 隠した本音がちらり ただ同じ気持ちでいられたなら 通りすぎた 時のなかに しがみついた ふたりきり バイバイ最後と知りながら またいつもみたいにふざけあった 忘れたり想い出したりしてさ 味のないガムみたいで嫌だな 間に合うかな 今なら 笑っちゃうよな 今更 かけがえのない一瞬を見てた ひらり 永遠のなかで 三番ホームのベルが止む ふいに言葉につまる 真っ直ぐ僕を見つめるから ただ同じ気持ちでいられたなら 祈るように 繋ぎあった 手を離せば ひとりきり バイバイ最後と知りながら またいつもみたいにふざけあった いつも君が口ずさんでいた 叶わない恋の歌の続きは何 間に合うかな 今なら 笑っちゃうよな 今更 あきれるくらい永遠をみてた ひらり 一瞬のなかで ひとり ひとり 春風のなかで またね。じゃあね。さよなら。 またね。じゃあね。さよなら。 またね。じゃない、さよなら。 残った 花びら 手のひらのなかで