砂を漕ぐ

歌詞

砂の光 こぼれ落ちる陽 砂の光 すくいあげる 風のいたずらに惑わされる 矛盾だらけの影 踏みつけて 苛立ち絡みつく 叫び声 夏の日の坂道を転げる 陽炎 虹色に揺らぐ日々を 塞ぐ 香りたつ記憶の先 届かない星空 浮遊して 漕ぎ出す 砂の光 こぼれ落ちる陽 砂の光 すくいあげる いつか見た君の泣き顔が 焼き付いて引き止める 後悔ひとつ 焦げついた思い出に ひとひら落ちる 花さえも救えない 乾いた涙 溢れ出す 命の火を 絶やさない 祈りの日を 枯れるまで 歩き続け 目を見開き 浴び続け