あなたが好きやった 鏡の前で 口紅引きながら また思い出す 別れを告げたのは 私のほうやのに なんでこんなに 胸が痛いんやろ 置いてきたはずの あなたの面影 夜になるたびに にじんで見えた 強い女のふりして 笑てたけど 本当は今すぐ 飛んでいきたい もいちど 抱いてほしい あなたの腕の中だけが 私の居場所やったんやと 今更 気づいてしもた もいちど 名前を呼んで あの低い声で そっと 離さんといてって 言えたなら どんなによかったやろ 意地張って素直になれんかった ごめんねの一言が 言えんかった 女のくせに 不器用すぎて あなたを疲れさせてしもたんやね もう抱かれることも ないとわかってる それでもシーツに残る あなたの温もり 消えてしまう前に もいちどだけ この胸に刻ませて もいちど 抱いてほしい 女として 見てほしい 綺麗事なんか もうええねん あなただけが ほしいんや もいちど ただもいちどだけ この腕広げて 待ってるから ...帰ってきてくれへんか
