あしたにはどうせ いらなくなってるだろう 時刻表も地図も目的地も あしたにはどうせ しらないふりしてるだろう 呆れ顔もキスも社交辞令も 君のとなり ビルの叫び声も聴こえなくて 魔法みたいだよ ただ夢をみていたい 0時ちょうどに鐘は鳴らなくて 君と夜の街を 走る 0時ちょうどに魔法は解けなくて 君の前ではほんとのわたしでいたい あしたにはどうせ いらなくなってるだろう 料理の写真 君へのLINE わたしのサイン あしたにはどうせ しらないふりしてるだろう 呆れ顔もキスも閉じた睫毛も 君とふたり ビルの隙間をはしゃぎながら 魔法みたいだね ただ夢をみていたい 0時ちょうどに鐘は鳴らなくて 君と夜の街を 走る 0時ちょうどに魔法は解けなくて 君の前では本当の 午前5時始発が動きだしていく わたしたちの魔法も解けていく 0時ちょうどに君の隣にいた わたしはきっと ほんとのわたしだった