世界を変えることは出来なくて 正解を変えることは出来る 絶対に歌えるその声があれば どこでもいつでもだれでも 偉人や詩人なんて 微塵もなれなかったが 意地んなって至近距離で叫んだ 縮んだ心臓は緊張より輪唱を選んだ 中指に人差し指 飽きずに意味をやりくり 鼻筋は通らないが話の筋だけは 余裕で通してきた人生だ 生き急ぎすぎ気付けば三十路過ぎ 少し止まっても思いだけは密に 執拗に質と量の両立を目指して 暖めてきた温室効果 大きくそうだと頷かせる 決して損はさせない 昔は、なんて消化させない どうかしてるくらい真っ当だ 昨日が消えるような世界への反抗歌 世界を変えることは出来なくて 正解を変えることは出来る 絶対に歌えるその声があれば どこでもいつでもだれでも 俺は井の中から意のままに沸かす蛙 四の五の言う前に必ずかます 大海も大敗も知らずに 俺は全部を奪いたい 踊りたい こう乗りたい もっといたい 相互理解 「あの頃に戻りたい」以外 全部応えるから乞うご期待 涙落としたい時 ほっとしたい時 音自体が問いかける さぁお立ち会い 停止からの再開 この時代に今何を歌いたい 世界を変えることは出来なくて 正解を変えることは出来る 絶対に歌えるその声があれば どこでもいつでもだれでも