気の赴くまま 騒がしい夜を抜け、 淡い景色走らせて揺られている。 終わるはずの夏が続くよ。 シークレットサマー このまま僕らは誰にも内緒で 切り取った夏でこれからを描こう。 着飾った服に着せられた僕が、 少し背伸びして窓の外眺めている、 もうすぐ。 思えば、夏が好きな理由に 冬が寂しすぎるということがあるの です。 もう今は怖くないなあ。 暗い夜の帳の中へ。 繰り返す15の夜は過ぎて行く。 シークレットサマー 触れれば消えていくものと 知りながら、 何度、 触れようと手を伸ばしている。 続く季節さえ、取り残されていく。 幾年が過ぎても、 僕はまた思い出を残すよ。 着飾った服に着せられた僕が、 少し背伸びして窓の外眺めている、 もうすぐ。