手のひらすくい上げた 水の声に耳をすます 時間(とき)の経つのも忘れ ただ歩き続けたね 隣で笑う君の 無邪気なままの 仕草さえ 包み込まれるように 安らぎを感じてた 響き来る遠雷に 呼び起こされた 記憶のかけら 碧く澄み渡る空の 彼方に拡がる景色 今二人で見つめる 同じ想い 夏が始まる… 季節が変わる度に 色を変える森の木々 何度も繰り返され 刻まれた 言葉達 響き来る遠雷に 問いかけてみた 本当の気持ち 終わりのないこの道を 不安になる時もある 迷ったとき 教えてくれる 君を 守りたいよ ふいに降り始めた 雨に打たれたって こんなにも大切な人が 側に居るから いつでも 心折れそうな時は 素直に手を差し伸べた 何度だって 伝えるから 溢れてくる 涙の意味 碧く澄み渡る空の 彼方に拡がる景色 今二人で見つめる 同じ想い 夏が始まる…