いつも通りの帰り道 見慣れすぎた町並みを横目に トボトボ歩いているとLINE 「いつものとこで飲むから 早く来いよ!!」 「明日早いから少しだけ~」 って打ちながら変わっちまったな俺 後ろめたさと はやる気持ちを抱えてこんで 心なしか歩幅が大きくなった 着いた瞬間 懐かしい顔ぶれ 面影を残したまんまのフレンズ 年に何回かの乾杯の音頭 動いてた時計が逆戻り 変わらない夜に 耳にタコができちゃうくらい 同じ話同じ所で笑って 変わらない夜に お決まりの弄りもなんだか 心地よいと感じちゃってる ホームタウン ドラマのお気に入りのシーンを 何度も何度も見返すみたいに 巻き戻しするのもいいよな 浸ってしまうのも悪くないな 若かりし恥ずかし黒歴史も 敗れ去った淡い恋模様も 思い出話の花を咲かせる 今じゃ鉄板の笑い話 あの頃のように歌おう 還暦過ぎても歌おう 変わらない夜に 二次会はもちろんカラオケ 合唱祭の曲とか歌っちゃって 変わらない夜に またねって曖昧な言葉に いつも支えられちゃってる ホームタウン