あの目はきれいなもの その目はいらないゴミ あの目は正しいもの その目は間違いだよ 誰が決めたわけでもない本当を 手にしたつもりでも すぐに溶けて消えてしまうよ 夜の暗やみと静けさに包まれて 眠ってしまわぬように あの手は当たり前で その手は汚い方法 あの手は禁じられて その手は許されるの? 誰が決めたわけでもない本当を 手にしたつもりでも すぐにこぼれ落ちてしまうよ やがてまた訪れる灰色の影に 飲まれてしまわぬよう 最終列車のあかりを 足が止まるまで追いかける 誰もが声を失くした夜なら もういらないから 街角 振り出した雨を避け 逃げ込んだなら そのまま隠れて 誰が決めたわけでもない本当を 手にしたつもりでも すぐに溶けて消えてしまうよ 夜の暗やみと静けさに包まれて 眠ってしまわぬよう 最終列車のあかりを 足が止まるまで追いかける 誰もが声を失くした夜なら もういらないから 最終列車のあかりを 足が折れるまで追いかける 言葉が意味を失くした夜なら もういらないから