僕を目覚ましが呼んでるんだ 今日も愛想を ばら撒く時間だってさ 他人を見る度笑う君に集(たか)る マジョリティの中に立ってたのさ いつか見た悪い夢が 脆い僕に刺さった ただ僕は何も見えない ふりで自分を捨てた もしこれが多数決で 決まったセオリーなら 僕は目を瞑るのさ <♪> 君が笑った他人の弱さと 君の弱さを天秤にかけてみた どうせ誰一人君を信じないなら 僕も信じなくたっていいんでしょ? もし君が悪魔じゃない 証をくれるのなら 荒んでた僕の胸の 傷はきっと癒えるけど あの日見た悪い夢は やっぱり本当だったんだ 僕はどうすれば ああ 目覚ましの音は まだ鳴っていた 夢の中の「君」の顔は 僕の顔だったんだ <♪> 本当に独りなのは ここにいる 「君(ぼく)」だったんだ 何もかも失くした今 気づいても遅いけど もし過去が消えてなくなって 元通りになれたら 叶わない願いと知って 涙が落ちるけれど もう二度と泣かないように 独りにならないように 今日も一歩ずつ歩き出すよ