毎日ひとつずつ 剥がしてしまう 書き間違って破られる ノートのように 乱暴な私の手が 傷付けていて 痛くて 痒くて 辛くて どうにかなりそう 今日で終わりにする 言い聞かせても 忘れてしまうのは早くて また傷付けた 水をあげなかった ドライフラワー 枯れ果てたかったようには 見えないけどな 外から不穏な音 開けられないドア なんでもない目線が刺す 遠ざかってゆく 全部 綺麗に裸にして 恥ずかしい本当の顔を見て それが 愛しい姿だったら どんな日もカラフルだろう 全部 綺麗に裸にして 恥ずかしい本当の顔を見て それが 醜い姿だったら 今日はモノクロに染まる 落としそびれたまま 鏡の中に 閉じ込められてしまった ブルーと私