心と云う毎日聞いている ものの所在だって 私は全く知らない儘(まま) 大人になってしまったんだ <♪> 頬に注いだ 太陽に肖(あやか)る快感 前を睨んで性を受け直す瞬間 手に取って触るだけで 解った気になっていた 私に然様(さよう)なら 妙な甘えでもう誰も失いたくない 逢って答えを そっと確かめたいけど 触れ合いに逃避するのは禁止 戸惑いつつも変えているんだ 生まれてしまった恥じらいを 今日嘲笑(わら)わず耐えて居たい 私は何度溺れたとして 泳ぐことを選んだんだって <♪> 宵の苦悩に 苛(さいな)まれながら覚醒 縦横無尽に感じ剥がしていく行程 此処(ここ)で見抜いて 新しく会って 向き合う私に気付いて 汚れてしまった恥じらいを 今日受け止めて添いたい 私は何度堕ちたとして 生きることを選んだんだって <♪> 雲すらとうに逃げた後の 秋ヶ瀬公園は 私の全く知らない様な 刺々しい冬を唄う 心と云う毎日聞いている ものの所在だって 私は全く知らない儘(まま) 大人になってしまったんだ