決して良いとは言えないが これが僕たちの最善さ 騙し騙しの日々に 釘を打つ テコでも動かないのならば 仕方ないなとまた諦め 騙し騙しの日々に 相槌を打った 朝と夜の間で 二人ぼっちの僕ら 二つ合わせても まだ一に満たなくて 朝の香りを嗅げば 夜の静けさを知れば まだ僕らは 生まれ変われるかな 消えてしまってもしょうがない 限りなく薄い日々を僕ら 零さぬように 二人で守ろうとした あなたの肌を感じるよりも 安心感を求めていた 騙し騙しの日々を 忘れたかった 朝と夜の間で 二人ぼっちの僕ら 二つ合わせても まだ一に満たなくて 明日も今日と同じさ また僕のため息が 僕らの部屋のカーテンを 少し揺らすだけ 僕らのこの日々に 名前を付けるなら 磔にされた あの絵画の名を 朝と夜の間で 二人ぼっちの僕ら 二つ合わせても まだ一に満たなくて 明日も今日と同じさ また僕のため息が 朝と夜の間で 二人ぼっちの僕ら 二つ合わせても まだ一に満たないから もう釘は抜かなきゃ もう釘は外さなきゃ 言い訳だらけの日々と 君と さよなら 取り戻せるかな