イタイイタイ 心は本当の声を求めて ああ こんなに聞きたがってる 何も知らなかった私が夢に見てた傷つかない世界 君のことを少しだけ知れた気がした日から 帰り道は色を覚えた 鳴りやまない鼓動の音 バレちゃうほどに大きいよ 震える怖がりな手で握り返すの だけどイタイイタイ 心が「はじめて」に戸惑ってるよ 隠してた傷を見せ合うのは 苦しくて愛しい イタイイタイ 此処にいたい 弱くても卑しくても空っぽだっていいから そばにいてほしいよ 何も変われない私が手を繋いでた小さな世界 いつかの話 少しだけ ベテルギウスの光は 二人だけに降り注いでいたのかな 恨まれないように 嫌われないように 生きていくのは寂しくないけど ふいに傷つけ合う 許し合う 触れ合うたびに 涙が溢れてくるの どうして 踏み切れないままの距離 照れちゃうほど歯がゆくて 退屈そうな手と手は じれったかったね 形のないイタイ またイタイ どうしようもなくイタイ それでもいい 知りたい 触れたい だからイタイイタイ 心が「はじめて」を受け入れてる 隠してた過去を晒すのは ぐちゃぐちゃで愛しい イタイイタイ 此処にいたい 怖くても傷ついても ボロボロでいいからそばにいたいよ 今少しずつ明けていく空を待とう 理由なんていいからそばにいてほしいよ