山嶺から見渡す二つの景色 私が過ごした町 そして私が暮らす町 あなたと珈琲飲みながら ふたりの明日に想い馳せてみる ここでしか採れない野菜と 手作り味噌で ほうとう作ってみたいな ここでしか飲めない ワインをいつか極めて エキスパートになってみたいな あなたとずっと歩いてく 私の新しいふるさとで どんなときもこの手離さないで 夜の富士山のいただきに降り注ぐ 天の川のようにキラキラ光る 未来を夢見て あの山の高台におうちを建てて 宝石箱のような町の灯りを眺めて 好きな花で庭をいっぱいにして ご近所さんと語り合いたいな 昔ながらの町並み 老舗のお店の 常連さんになれるかな 移りゆく四季の自然に心癒やされ 昨日の涙乾けばいいな あなたと時を共にする あたたかい仲間と笑い合い どんなときも瞳そらさないで 町の四方を深い緑色で 囲む山のように強く優しく 私を見守って 20年後に空けるリザーブワイン 一緒に飲む日待ちながら あなたとずっと暮らしてく ふたりの新しいふるさとで どんなときもこの手離さないで 朝の富士山のいただきから登る ダイヤモンドのように キラキラ光る 未来を夢見て 手をつなぎ登った 富士山のいただき 白い息と プロポーズリング