よれたスーツも 汚れた靴も この僕も 僕が決めたんだなあ… 「簡単じゃない」「リスクが高い」 否定しては 意見を言えた気になって 人のためとか やり甲斐だとか そんなもの キレイゴトに思える 抗わぬよう 迎合しよう でも出し抜けるように 息を潜めている だけど思い出せる 胸を高鳴らせた日々を 躓いて手を付いた そこに植えてきた いつかの種を思い出せる その芽を萌やせ 希望を萌やせ 僕はまだ歩いていたいんだろう? その種を潤すのは こぼした僕の涙 想いは巡り 命は巡る この大地で息づけると思える 温かな土の中で ほら今芽吹き出す 居心地のいい 耳障りのいいものばっかで 営業カバンを満たして 根拠のない 自信だけ 添え木して やっと保っている だけど忘れちゃいない 熱く語り合えた夜を だったら今変えてみたい 僕の ちっぽけな プライドさえ肥やしにして その根を伸ばせ 希望へ伸ばせ 同じ地に根ざす種を信じて 誰の目に見えなくていい 僕らは支え合っている 想いは巡り 命は巡る 今全て押し流されようとも 幾重にも絡めあった 絆は切れやしない その芽を萌やせ 希望を萌やせ 僕はまだ 辿り着いていないんだろう? その種を潤すのは こぼした僕の涙 想いは巡り 命は巡る この大地で息づけると思える どんな花を咲かすんだろう さあ殻を破ってみよう ほら今光が射す