こんな夕暮れを いつまで繰り返すんだろう 今日もキッチンで 痛みかけの心臓 冷凍庫に放り込んだ 光ばっか見て 闇を見ようとしない君は 逃げじゃないか 積み上げるほど揺れやすくなってく 食器棚みたいに 君とのこといっそ ぐちゃぐちゃにしたくなって 玉ねぎを微塵に切り刻むよ だけど涙の先に見えたのは 君の好きなハンバーグ 解り合いたいのに ぶつかる勇気はなくて 今日もダイニングで 拾った嘘は 冷蔵庫に貼っておいた 君の悲しむ顔は見たくないから 目を瞑るよ 強情な奴ほど 繊細なんて 君はタチが悪い 君とのこといっそ ぐちゃぐちゃにしたくなって 挽肉に強く当たってみても ジュワッと焼け焦げた心が作る 君の好きなハンバーグ 君の前でいっそ ぐちゃぐちゃになってしまえたら 玉ねぎを微塵に切り刻むよ だけど涙を拭えばそこには 君の好きなハンバーグ ギュッギュッギュッギュッ ギュッと詰め込んだ 想いを食べさせたくて 何度だってタネを捏ね直すよ 過去も未来も混ぜ込んだ思いが 溢れ出したハンバーグ 君が好きや I love you…