持ち上げたシャンパンの泡の中 まんまるの瞳が泳いでいく 初めて飲むよってはしゃぐその姿が 少年みたいで少し滑稽で 君の下手な嘘はすぐに見破って 不器用さと素直さに癒されて そのくせ上手く立ち振る舞う 自分が嫌んなって 後ろめたさも覚えてしまうの 年下が可愛く思う そんな年頃になったけど きっとあたしが思う以上に 君はまだ純粋で 年下の君に抱いた 甘い蜜の味 下心 それは まだ胸に閉まっておくね 口の中 焼け付き刺さる泡に 顔をしかめた君が愛おしくって つま先で君が繋ぐ会話 今夜は飲み干してしまおうか 人は自分を守る嘘や立ち振る舞いを 身に纏ってく 大人になるにつれ 今君に背伸びをさせて 苦しくしてんのは そうあたしのそういうとこでしょう 年下が可愛く思う そんな年頃になったけど きっとあたしと過ごす以上に 素直でいれる場所がある 年下の君に抱いた 幸せを願う 親心 そっと 遠く見守っていたい 信じれるものも少ない時代に 信じていいと思えたのは君で 今世の中を変えられるものが あるならそんな 裏表ない笑顔じゃないかな 年下が可愛く思う そんな年頃になったけど きっとあたしが思う以上に 君はまだ純粋で 年下の君に抱いた 甘い蜜の味 下心 いつか その日が来るまで そっと この胸に閉まっておくね